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国際プログラム

海外協定校への学生派遣数で日本一。
語学研修から国際ボランティアまで
国際プログラムが充実。

本学は世界53ヵ国・地域で271校・4国際機関と協定を結んでおり、国際教育・協力センター、各学部・研究科などが、それぞれの特色を生かした国際プログラムを開発。その数は100を超えます。2014年度には文部科学省「スーパーグローバル大学創成支援(SGU)」に採択され、2018年度には全国約800大学の中で、海外協定大学への派遣学生数トップになりました。
国際性で高い評価をうけるなか、KSCではさらに学部の専門分野に即した、海外学修科目(PBL=Project-based Learning、フィールドワーク、実習、インターンシップ等)を大幅に拡充。学生たちを海外に送り出し、世界各国の学生とともに、社会的課題の解決に取り組むといった国際プログラムを充実させます。
海外留学情報サイト

協定等に基づく
日本人学生派遣数の
多い大学ランキング

理系4学部
(理学部・工学部・生命環境学部・建築学部)

海外理工学プログラムを開講、理系の専門知識を英語で学ぶ。

英語教育に力を入れている理系学部では、海外理工学プログラムを開講。研究の連続性という観点から、長期にわたって大学を離れることが難しい理系学部生が参加しやすいよう、専攻分野の研究との両立が可能な、夏季・春季休暇を利用した海外研修を実施しています。希望者は海外の協定大学の学生との交流や、英語のみでレクチャーを受講。専門的な知識を英語で学ぶ力を養います。

建築学部

異文化を体験し、コミュニケーション力を身につけ、世界の建築・都市・まちづくりを学ぶ。

新たに開設される建築学部は、「グローバルな視野で建築と都市の未来を創造する」ことをテーマとしています。国際社会で活躍できる建築家・都市計画技術者・まちづくりリーダーを育てるために、実践的な英語力を高め、世界各地の建築・都市計画・まちづくりを現地で学ぶことができる国際プログラムを充実させていきます。

総合政策学部

国際ボランティアやフィールドワークなど、希望者は「全員」が留学。

総合政策学部は、1995年の開設時から、充実した英語教育や国連等との連携を基盤に、国際化で高い評価を受けています。希望者全員が目的やレベルに合わせて国際プログラムに参加。2018年度は、留学必須の国際学部を除くと、一番多くの学生が海外に飛び出しました。特に「国際ユースボランティア」や「国際社会貢献活動」などの実践プログラムを経験することは、グローバルな視点で解決策を考える力を磨き、国際社会で働く幅広い視野を在学中から養います。

KSC独自のプログラム

※新型コロナウィルス感染症の動向により、プログラム内容や実施時期に変更が生じる可能性があります。詳細はホームページを確認してください。

海外理工学プログラム
(提供:理系3学部)

グローバル人材・企業体感プログラム in シリコンバレー

アメリカ・サンフランシスコシリコンバレーにて、そこに根付くイノベーションをおこす起業家精神・風土を体感できる短期プログラム。AppleやFacebookやGoogleなどリーディングカンパニーはもちろん、現地に進出した日本企業などにも訪問します。※総合政策学部生も参加可能

派遣先
[アメリカ] サンフランシスコ・シリコンバレーの企業等
プログラム実施期間
8月下旬〜9月上旬(約1週間)

Introduction to Scientific Diving

国立公園にもなっている離島へ赴き、南方海域特有のサンゴ礁や海洋生物を、ダイビングをしながら観察し、その生態について学びます。そのために必要なダイビング免許(ADS ベーシックダイバー)の取得も組み込まれています。

派遣先
[インドネシア] スマラン ディポネゴロ大学
プログラム実施期間
8月〜9月(約10日間)

Geoscience Program

国立台湾師範大学の先生による講義、フィールドワークで台湾の地形や自然環境について学び、日本との比較や学生とのディスカッションを通じて、地学・環境化学についての知識だけでなく、国際的な教養を身に付ける事を目的としています。

派遣先
[台湾] 国立台湾師範大学
プログラム実施期間
3月中旬〜3月下旬(約9日間)

Coral & Forest Study in Tropical Area

インドネシアバリ島のウダヤナ大学で、南方海域の海浜生物の生態を通じて生物の多様性獲得と環境保全の重要性について学ぶことを目的とし、バリ島独特の自然環境・文化に触れることで、異文化の理解を深めます。

派遣先
[インドネシア] ウダヤナ大学
プログラム実施期間
3月上旬〜3月中旬(約9日間)

建築学部プログラム
(提供:建築学部)

Practical English & Malaysian Architecture and Urban Culture

アジアでもトップランクのマレーシアの最高学府、クアラルンプールのマラヤ大学にて、実践的な英語と現地の建築・都市文化を学びます。クアラルンプールの植民地建築やオールドタウン、新都心KLCC地区、世界遺産都市マラッカなどを歩き、アジアとヨーロッパの文化が融合した建築と都市の魅力を体感し、その奥深さを学びます。

派遣先
[マレーシア] マラヤ大学
プログラム実施期間
8月〜9月(2週間)

建築学国際プログラム(アデレード大学)

温暖な気候のオーストラリア南部にある名門アデレード大学における国際プログラムです。豊かな自然に囲まれた歴史ある都市アデレードにおいて、建築・都市デザイン・都市政策、並びに関連する専門分野の英語について学びます。

派遣先
[オーストラリア] アデレード大学
プログラム実施期間
2月〜3月(2週間)

総合政策学部プログラム
(提供:総合政策学部)

ソノマ州立大学英語研修&フィールドワーク

ホームステイをしながら、米国カルフォルニア州にあるソノマ州立大学付属のアメリカン・ランゲージ・インスティチュート(SSALI)に通います。英語学習だけでなく、さまざまな施設への訪問、本学OBとの交流など、キャリア形成にも役立つ学びの場を持ちます。※理系学部生も参加可能

派遣先
[アメリカ] ソノマ州立大学
プログラム実施期間
8月中旬〜9月中旬(約4週間)

台湾フィールドワーク

座学による台湾政治・経済・社会の理解に加えて、台南市における街並み保存の取り組みや自然環境保護地区等を視察。「台南市の観光振興策」をテーマに国立成功大学学生とのグループワークを行い、台南市への提案をすることを目指します。

派遣先
[台湾] 台南市 国立成功大学
プログラム実施期間
2〜3月(1週間程度)

フィリピンフィールドワーク

フィリピンの政治・経済・貧困、教育、保健・医療、農業・農村開発、少数民族等の理解を深めるプログラム。ソーシャルビジネスモデルや農村地域の教育・医療制度の調査等のフィールドワークを通じて、途上国の現状を知ることができます。

派遣先
[フィリピン] ヌエヴァ・ヴィスカヤ州 ヌエヴァ・ヴィスカヤ州立大学、マニラ首都圏
プログラム実施期間
9月(10日間)

全学共通国連ユースボランティア

関西学院大学が国連ボランティア計画(UNV)との協定に基づき、学生を開発途上国にボランティアとして派遣するプログラム。派遣学生は、UNVのコーディネートにより、約5ヵ月間、主に開発途上国の国連諸機関に派遣されます。派遣先国はアジア、アフリカ、欧州、大洋州の各国です。

派遣先
国連ボランティア計画(UNV)をはじめとする国連諸機関
プログラム実施期間
9〜2月頃(5ヵ月間程度)

PICK UP

理系学部

INTERVIEW 1 Introduction to Scientific Diving

理工学部
先進エネルギーナノ工学科
4年※
見方 尚輝 さん
※取材当時

約1週間の留学で英語力は確実にアップ。
勉強へのモチベーションも高まった

2年生のときにプログラムに参加しました。興味をかき立ててくれるプログラムの内容や、休学せずに気軽に参加できる期間や実施時期の設定がとてもありがたかったです。プログラムに参加することで得た一番の成果は、英語力が伸びたこと。約1週間、英語漬けで生活することによる効果は抜群でした。「もっと英語を使いこなせるようになりたい」というモチベーションも高まり、帰国後には本格的にTOEICに取り組むようになりました。将来は多国籍企業で研究職に就くことを目指しているので、仕事に英語は必須。研究に打ち込みながら英語力もさらに磨いていき、目標へと前進していきたいです。

総合政策学部

INTERVIEW 2 国連ユースボランティア

総合政策学部
国際政策学科 3年※
梅谷 隼人 さん
※取材当時

途上国への問題意識が学問への
探究心を高めてくれる

1年の春休みに参加したベトナムフィールドワークでの経験は、開発途上国に初めて訪れた私にとって発見の連続でした。現地の人々の温かい人柄は、実際に足を運んだからこそわかったことだと思います。一方で、ひどい交通渋滞や大気汚染といった社会問題にも直面し、途上国支援の必要性をより強く実感。その後、国連ユースボランティアに参加し、国連児童基金ベトナム事務所で5ヶ月間働くなど、国際問題に触れる経験を重ねてきました。途上国の現実を知れば知るほど知的探究心が高まり、現在、大学では開発経済学の理論とそれに基づくデータによる実証分析についての学習、研究に取り組んでいます。将来は関西学院のスクールモットー「Mastery for Service」を体現する、国際社会に貢献できる人材になりたいです。

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