ABOUT KEYWORD
タンパク質とは、生命の基本となる高分子で、通常20種類のα-アミノ酸の縮合によりできた化合物の名称を指します。人の体の約60%は水分でできていますが、残りの15~20%はタンパク質でできており、筋肉や臓器、肌、髪、爪、体内のホルモンや酵素、免疫物質など、生命活動の上で必要不可欠な物質です。なかでも酵素は、さまざま機能を持ち、その仕組みを解明し活用することが期待されています。例えば、微生物が持つプラスチックを分解する酵素を利用して、クリーンなゴミ処理を実現するなど。タンパク質の研究の進歩は、人類のさまざまな課題を解決する可能性を秘めています。
学べる関学の学部・学科
DEPARTMENT学べる研究室
LABORATORY理学部 物理・宇宙学科
脂質膜物性研究室
加藤 知 教授
理学部 化学科
生体分子構造化学研究室
山口 宏 教授
タンパク質の立体的な構造をX線結晶構造解析法で決定し、それらの構造からどのようにしてタンパク質の機能や生命の機能がもたらされるかを研究しています。
教員紹介ページへ生命環境学部 生物科学科
染色体機能学研究室
田中克典 教授
生命環境学部 生物科学科
ゲノム情報科学研究室
藤 博幸 教授
生命環境学部 生命医科学科
環境応答制御学研究室
今岡 進 教授
生命環境学部 生命医科学科
膜タンパク質制御学研究室
沖米田 司 教授
生命環境学部 環境応用化学科
ナノバイオ計測研究室
田和圭子 教授