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X(エックス)線とは、電磁波の一種で、放射のメカニズムや性質が通常の電磁波とは異なる、波長の短い電磁波のことを指します。X線は1895年にドイツの大学教授、レントゲンによって偶然発見され、①蛍光物質を光らせる、②写真作用をもつ、③光のような直進性がある、④空気を電離する、⑤物質をよく透過する、といった性質を持っています。例えば、X線を人間の手に当てると、他の組織より極端に密度が高い骨だけが透過しないので影が写る。この性質を利用して作られたのが、「レントゲン」です。X線は人体以外にもさまざまな物質の分析に利用されており、その研究は幅広く利用されています。
学べる関学の学部・学科
DEPARTMENT学べる研究室
LABORATORY理学部 物理・宇宙学科
放射線物性研究室
阪上 潔 准教授
理学部 物理・宇宙学科
低次元複雑系研究室
高橋 功 教授
理学部 物理・宇宙学科
X線天文研究室
平賀純子 准教授
理学部 化学科
生体分子構造化学研究室
山口 宏 教授
タンパク質の立体的な構造をX線結晶構造解析法で決定し、それらの構造からどのようにしてタンパク質の機能や生命の機能がもたらされるかを研究しています。
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