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硬貨を投げて表が出るのか、裏が出るのか。明日は雨が降るのか、降らないのか。偶然起こる可能性の大小を表す数値を「確率」と呼び、その事象を数学的に取り扱うのが「確率論」です。偶然に起こる事象も、実際には他の色々な要因が関係し法則性や共通性を生むことがあり、ここから数理モデルや統計学、解析学といった学問へ派生します。この確率の基盤を作った人物がパスカルとフェルマーで、どちらも数学を学ぶ上で必ず目にする名前です。彼らが文通で「未完のゲームの問題」を議論した結果、「確率論」は生まれました。この人類に大きな発展をもたらした手紙は「世界を変えた手紙」と呼ばれています。
学べる関学の学部・学科
DEPARTMENT学べる研究室
LABORATORY理学部 数理科学科
確率論・確率過程論研究室
千代延大造 教授
理学部 数理科学科
確率解析・数理ファイナンス研究室
藤原 司 教授