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超伝導とは、ある特定の物質を混ぜ合わせて作った物質を冷やすと“電気抵抗がなくなる”という現象が起こり、これを超伝導と言います。通常、物質には電気抵抗があり、電流が流れると電気の一部が熱に変わる現象が起きます。このように、電流を扱う上では「発熱」と「効率」と言う問題がつきまといます。ところが、超伝導においては、電気抵抗が無いので電流は永遠に、発熱することなく流れ続けます。この性質を利用し、大きな電流を流し続け強力な磁場を作るものを「超伝導電磁石」と言います。超伝導電磁石はさまざまなものに利用されており、人体の内部を精密に画像化するMRI(共鳴断層撮影装置)やリニアなどが有名です。
学べる関学の学部・学科
DEPARTMENT学べる研究室
LABORATORY工学部 物質工学課程
ナノ磁性材料機能研究室
鈴木基寛 教授
工学部 電気電子応用工学課程
超電導エネルギー物質科学研究室
尾崎壽紀 准教授
工学部 電気電子応用工学課程
超電導エネルギー機器研究室
大屋正義 准教授